花火大会<前編>




御卒業おめでとうございますっ!リナさんっ!」
「あ、ありがとアメリア。」
そう言ってアメリアから花束を貰う。
卒業式も終わって、もう中学(ここ)ともお別れ。
アメリアはあたしより1コ下。んで、ゼロス、ガウリイ、ゼルはあたしより1コ上。
4月からはゼロス達のいる高校に行く事になっている。
「リナさんって、ゼロスさんやゼルガディスさんと同じ高校に行くんですよねっ!?」
「ん?まあ、そうだけど?」
ガウリイは・・・まあ、あのクラゲが都内で1、2を争うような高校にいけるはずがない。
「私も頑張って勉強して、リナさんと同じ高校行きますからっ!」
「えっ!?『リナさんと』じゃなくて、『ゼルガディスさんと』じゃないの〜?」
「なっ!なななななっ!!!!何いってるんですかリナさんっ!(///)」
「ぷっ!じょーだんよじょーだん!あははははっ」
「もー。酷いですよーリナさーんっ」
ああ、楽しひ。
「リッリナさんだってあの高校行くのゼロスさんがいるからじゃないんですかぁ〜?」
何っ!?そうきたかっ!
「ほぉう。。。アメリア、あんたの分際であたしをからかおうってーの?いい度胸してんじゃない。」
「えっ!?リナさんっ眼が恐いですよっ!?」
「いんばぁす・すくりゅう・きぃっく!!!」
「きゃあああ〜っ!!!」
あ。寸止めしたのに風圧で2、3m吹っ飛んでった。
「アメリア〜!だめよもっと根性付けなきゃ!」
「そーゆー問題じゃありませんっ!」
アメリアで遊ぶのも1年お預けかぁ。。。(人の話を全く聞いてない。)
う〜みゅ。。。ま、いっか。ゼロス達で遊べるし。(をひ)
「ところでリナさん、今年はアレ、どうします?」
「ん〜アレぇ〜?ガウリイにまだ連絡とってないのよねぇ〜。」
ガウリイじゃすぐ忘れるだろうから。
アレとは、まあ、あたし達、幼馴染み5人(アメリアいわく正義の仲良し4人組+?)が、毎年春休みに
やっているモノなのだが、いかんせん季節外れなのだ。まあ、だから良いんだけど。
「じゃあ、私がガウリイさんに言っときますよ。」
「そーね、じゃ、ヨロシク。」
「ところでリナさん。」
「なによ?」
イキナリ眼が真剣になるとさすがのあたしでも少しビックリする。
「リナさんて、ゼロスさんが好きなんですよね?」
「え?うんまぁ…ってぇ!なっ何言って・・・!!!」
なっ!なななななななっ!!!何言い出すんだこひつは。
「今『うん』って言いましたねっ!?やっぱりそうだったんですかぁ〜。。。」
な、今『やっぱり』って・・・
しかもなんでそんなに嬉しそうなのよアメリア。
「なっ!あんた今『やっぱり』って!なんなのよっ!!」
「リナさぁ〜ん。。。ゼロスさん以外みぃ〜んな気付いてますよ?」
「えぇっ!?あのクラゲもっ!?」
うそぉ。。。
「はい。でも、ゼロスさんていつも強気なのに自分のコト…いや、リナさんのコトになると
 鈍いですよねぇ〜。。。」
そ〜なのかな〜?
「う〜ん。。。ってぇ!なんであんたあたしがゼロスのコトその… 」
「くすっ 好きかわかったか、ですか?わからない方が変ですって!」
なぬっ!?
「なっ!あたしそんなに態度で表してたっ!?」
「はいv」
が〜〜んっ!うにょぉ〜〜〜っ。。。
「あ、リナさんリナさんっ!でも、皆さんリナさん達のこと応援してますから!!」
「えっあっありがとう(///)あたしもあんた達のこと応援してるのよっ!?」
この2人は・・・いつそうなったのか知らないが、いつのまにか付合ってたりする。
どーせ、去年のアレの後ゼルが頑張ったんだろうけど。
う〜。なんかペース崩されるにゃぁ。
でも、今アメリア『リナさん達』って言わなかった?『達』ってなんなのよぉ。。。
「あっ!アメリア、もうそろそろ謝恩会始まっちゃうから行くねっ!ばいばいっ!!!」
「さよ〜なら〜!」
ダッシュで駆け出すあたし。後15分〜っ!家に戻って着替えて・・・なんとか間に合うわね。


〜そして、3/31 アレ当日〜

う〜っし!ロウソク持ったし、ライターも持ったし。。。
「姉ちゃ〜んっ!行って来るねぇ〜っ!!!」
「う〜ん!いってらっしゃ〜いっ!あっ!リナッ!」
?なんだろ?
「な〜にぃ〜?」
「来れ持っていきなさい。」
言いながらパタパタとやって来る。
姉ちゃんが差出したのはケーキを入れる箱。
「ん?何コレ?」
「プリンよ。ちゃんと人数分あるから分けて食べなさい。」
「ほんとっ!?姉ちゃんありがとうっ!!!」
「手作りだかんね。心して食べなさい。」
「はぁ〜いっ!じゃ、いってきま〜っす!!!」
わぁ〜いv姉ちゃんの手作りプリン〜っ!
おいっし〜んだな〜vこれがっvv
あっ!そうだっ!!!
<プルルルルッ プルルルルッ…>
歩きながら携帯でアメリアに電話する。
「ハイもしもし。アメリアです。」
「もしもし、アメリア?」
「あ、リナさん!ごめんなさい、今日ちょっと遅れちゃいますっ!」
「えっ!?なんでぇ〜!?」
まぁ、アメリアはいい所のお嬢様だからいろいろあるんだろうかど。
「父さんにちょっと…」
なるほど。気の毒に。
「あ、そう。。。じゃ、先に行ってるからね。」
「はい、そうして下さい。すみません。」
「いーのいーの。姉ちゃんの手作りプリンあるから、早く来なさいよ。早く来ないと食べちゃうわよ。」
「えぇっ!?そんなぁ〜。。。」
ぷっ!本気にしてる。
「嘘よ。でも、急いで来なさいね?」
「はい、じゃあ。うぅ…ごめんなさい。がんばってくださいねv
「ん?じゃあね。」
<プッ>
なぁ〜んだぁ〜。。。でも・・・アメリア最後なんて言ってたんだろ。。。う〜にゅ。。。
<てくてくてくてく・・・>
〜。。。1人じゃつまんないな〜。。。あっ!公園見えて来たっ!
ん〜。あれは・・・ゼロス?
「おぉ〜いっ!ぜぇ〜ろすぅ〜っ?!」
あ、やっぱゼロスだ〜v
 『ゼロスさんが好きなんですよね?』『応援してますからっ!』
あ”っ!あ、アメリアが変な事言うから意識しちゃうじゃないっ!
「こんばんは、リナさん。・・・ってあれ?リナさん?顔、紅くないですか?」
「なっ!ななななんでもないっ!」
あ〜っ!!!ど〜しよ〜っ!顔がぁ〜っ!!!とりあえず、話題をずらさないとっ!
「あっ!アメリア用事があって来れないって!!」
「え?アメリアさんもですか?!」
なに?っておぉっ!珍しくゼロスが目、開いてるっ!
「え?『も』って?」
「ゼルガディスさんとガウリイさんもだそうです。ガウリイさんは風邪をひいたそうです。
 ゼルガディスさんは遅れるとかで・・・ゼルガディスさんがガウリイさんの連絡もくれましたけど。。。」
「え?何それぇ。。。?」
へぇ、クラゲでも風邪ひくんだぁ。。。
ん?待てよっ!?まさか・・・
 『皆さんリナさん達のこと応援してますから!!』
・・・うそっ!まさかっ!!!(///)
あっ!あいつらぁっ・・・!!!」
「?どうしたんですか?リナさん。顔が真っ赤ですよ?」
どうしよう〜っふえ〜んっ(;;)
「リナさんも風邪ひいた んじゃないんですか?」
ああっ!もう帰ろうとか言い出しそうっ!それだけは阻止せねばっ!せっかくアイツラが用意してくれたんだし。。。
「ちっ違うの!これは、その、熱とかじゃなくて・・・その、なんてゆうか・・・」
「ではなんなのです?」
「きっ気にしないで!花火やろうよっね?」
必殺上目遣い!これで大人しくなるでしょう。
「はぁ、リナさんがそう言うのでしたら。」
よしっ!あたしは内心ガッツポーズをする。
「ね、取りあえず花火あるし。やろーよ!ねーちゃん特製プリンもあるし!」
そうしてプリンを取り出そうとして・・・固まった。
「リナさん?どうしたんです?」
「うっえっいや、なんでもない。プリンは後で食べよ。花火っ花火っ!」
プリン。。。確かにねーちゃんは、『人数分ある』って言ったよね。。。
どーっして3つしか入ってないかなぁ〜〜〜っ!
ん?『分けて食べる』?・・・そっ!そーゆーことかぁっ!!!
皆してグルだったわけねっ!?・・・とゆーことは・・・ねーちゃんにも知られてる、と。。。
うああああ〜っ <(TT)>
「?リナさん?今日やっぱりやめましょう?リナさん変です。」
「あっ!ゼロスッ!あの!待ってっ!」
「なんです?」
「ダイジョブだから、花火しよ?ほらほらっ♪」
そう言って、花火に火をつける。ちょっと強引な気もしたけど、ゼロスが帰っちゃうし。。。
「きれーっ♪」
ん〜っやっぱし花火はきれーよねっ♪
「くすっ」
「え?」
あたしが花火振り回して遊んでいると、いきなりゼロスが笑った。
「なによ。」
「いえ、かわいいなぁ〜と思いまして。」
「なっ!(///)」
なんっでこいつはこう恥ずかしいセリフをぬけぬけとっ!
うぅ〜っ(///)
「リナさん、花火終わってますよ。」
「えっ?あ、ホントだ。」
新しいのをやろうとすると、ゼロスが腕を掴んだ。
「なに?」
「えっあっこっちの方が綺麗ですよ。」
「あっありがとう。」
なんかゼロスが変〜っ!ってあたしも人のコト言えないか・・・。
「あ〜、ホントだぁ〜vきれーv」
う〜ん。気まずい。。。
「ね、ゼロスはやんないの?花火。」
「僕はこっちの方が…(^^)」
「へ?うっきゃぁ〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!」
ゼロスの奴、あろうことかねずみ花火をっ!しかも自分は安全なトコに避難してるっ!
「きゃぁっ!ちょっとゼロスッ!何すんのよっ!」
「2こめですよ、リナさん♪早く避難しないとどんどん数が多くなりますよv」
「えぇっ!?ちょっ!ゼロスッ!」
いやぁっ!3個に増えてるぅっ!
「リナさん、こっち来て下さい」
確かに、一番近い避難場所はゼロスのところ。段になっていて、ゼロスのトコには絶対花火は来ない。
しぶしぶゼロスの手を取る。
「ぅきゃっ!」
ひっぱった。で、バランス崩れてゼロスの胸の中へ。
・・・え?なっ!ななななななっ!!!ちょっと!これって超恥ずかしいっ!(///)
「ゼロスッ!放してっ!」
ふえ〜んっ恥ずかしいよぉ〜っ!
「嫌です。」
「ふぇ?」
「ですから、嫌です。」
なっ!なにぃっ!?ちょっとっ!
あ。ゼロスが瞳開いてる。綺麗な…髪の毛と同じ闇色の瞳。吸い込まれそうな…ってあたしは何考えてるのっ!?
ちょっと。ピンチかも知れない。
「リナさん…好きです。」

[NEXT]




 うあう。続いちゃったよぉ〜っ!あ、でも、次で終わると思うから。
遅くなっちゃってごめんね〜っ!
その上なんか・・・青春?してるし。。。
ああっ!こっぱずかしいっ!次のも待ってくれると嬉しいにょ。
んであ、みいでしたっ!
(逃走。)





うにょぉぉぉ〜〜♪みいちゃんから合格祝いにこんな楽しいものを頂いてしまいました♪
まさにリナちゃん、シアと同い年です(^^)
春に花火ですかぁ〜……。やっぱりやったことないですね。
桜の香りの中でただ光る花火。それが空に溶けてしまいそうで…綺麗なんでしょうねぇ……。
そんな“ろまんちっく”なところでゼロリナだなんていうのだから美味しいのです(笑)
姉ちゃんまでぐるな「くっつけ作戦」(シア銘々)。
しかも手作りプリン!!!!見たいっ!食べたいっ!触りたい!!!これは希少価値がありまくりです!!
食べるだけで寿命が延びそうですよね(笑)
そこにゼロスくんいきなりの告白でしょうか。ネズミ花火が2人を結ぶっ?!(笑)
策士家なゼロスくん、らしいですよね〜(^^)
どんどんらぶらぶしてくれることを望むシアなのでした♪
勿論次も楽しみにしてるからね!
みいちゃん、どうもありがとうございました!
シア