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ATA133カード ACARD AEC-6280Mの取り付け



わたしのPMG4に搭載されているATAコントローラーはATA66仕様である。理論値の転送速度は66MBytes/sec
しかし、コレは理論値。実際はこの半分と考えるべきだろう。
そこで今回のさらなるG4最強化の手としてディスク周りの高速化でATAカードを選択した。

ACARD(エーカード)社とは?
台湾にある会社。この手のATAカードやSCSIカードなどを生産しているらしい。
http://www.acard.com/jp/ ←日本語サイトを用意している。かなり日本のユーザーを意識している模様。


早速取り付け、PCIスロットに取り付ける。ATA133カードだから64bitPCIかとおもったら32Bit ちょっとさみしい。WindowsでもATA133カードは64BitPCI仕様でないと本当の速度は出ていないらしい。

IDE1,2にHDDをつなぐ。そして起動させるが、これだけではディスクを認識しない。 ディスク上のドライバーを書き直す必要がある。CDや外付けHDから起動し、B'sCrewなどのフォーマッタ からディスクにドライバー更新をかけて、ドライバーを書き直す。
*ドライバー書き直さなくても動作した例が報告されています。試してみてください。

ここでデバイスリストにディスク名が表示されない場合はATAカードかHDのどちらかが動いていない。 即、電源を落とし再度点検する必要がある。

ドライバーを書き直し、デスクトップにATAに付けたHDが認識されたら「起動ディスク」でATAカードに 接続した起動ディスクを選択し、再起動。

標準のIDEより起動時のハッピーマックまでの時間が長い。

右記G4内部写真のIDEケーブルはATA133対応のものをDOS/Vパーツショップで購入してきました。フラットケーブルだとファンからの送風を妨げますので、少々高いですがこのようなケーブルがいいと思います。

6280inside


6280if
左記のような構成になる。マスター・スレーブはケーブルの記述通りに入れたが、 別にスレーブのところにマスターに設定したHDを入れても問題ない。

(上のG4の内部を撮した写真を見ていただければわかると思うが、わたしはスレーブを使用している。)

あえてスレーブにマスター設定したHDDを取り付けることをおすすめしたい。なぜならば前にRAIDで苦労された方から高速伝送の鍵はケーブルの長さときいたからである。 あと、純粋に速度を求めたいなら同じケーブル上にほかのIDEデバイスをつけないこと。HDDとCD-ROMをつけたいならそれぞれプライマリ・セカンダリにつければ良い。


ベンチマーク結果。(OS9.2.2 ATTO SCSI Benchmark)


平均で48MB/sec...非常に高速である。


B'sCrew4での認識はこのようになる(過去のものですが、このような取り扱いで認識されます)

SCSIカードという扱いになる。


6280
OSXからの認識はこうなる。

At your own risk!

以上の高速化は非常にリスクを伴います。Mac、電子機器の取り扱いに慣れた方以外にはオススメ
できません。尚、これから行われる方で疑問等有りましたら受け付けます。
高速化に協力しようと思います。